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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年04月05日

朝練が教えてくれたこと



ゲームをしない方からも「朝練、って響きが懐かしくていいですね」と言われます。

実はコンセプトだけは14年前、ロッキーさんのペンギン村の頃からありました。
定例ゲーム前にアップを兼ねて2時間くらいやろうか・・・というものでしたが
その頃の僕はTV番組のディレクターとして滅茶苦茶な時間軸で生活しており
元来早起きが苦手だったこともあり、言葉だけがアタマに引っかかっていました。

去年6月の末だったでしょうか。yo!務員さんやcoyoteさんとかねてから交流の深い
地元・相模原のカスタムガレージ「PITBOY」から
日曜の昼間にプレイ出来ない仲間たちと、早朝にゲームが出来ないか・・・
というお申し出がありました。



フィールドの新しい運営方法を考えていた時期でもあったので、すぐに実行。
2010年7月10日土曜日・初めての朝練開催です。

初めての朝練

朝練はすぐに定着しました。1回めはPITBOYスタッフとそこに集まるお客さんだけの
イベントだったのですが、早くも2回めからは「朝練って誰でも参加できるんですよね?」
というプレイヤーが集まり始めました。
早朝5時半から始まるゲームに30人以上が集まる、という盛況を迎えるのに時間はかかりませんでした。



そして、2010年5月から始まったフィールド改革は、朝練でブーストがかかりました。
kaichowさん、tenさん、T兄弟を中心としたムーブメントは、夜戦を再開させ、SAS相模原という名称を生み
素晴らしいプレイヤーたちを日曜定例に送り込み、PITBOYをガンショップ化させました(笑)。
クルマのカスタマイズとラジコンで鍛えた技術は、数々の名作カスタムガンを生み出します。



フィールド閉鎖の報に最も驚き、そして冷静だったのはPIT団だったと思います。
更地になったフィールドの写真を見て、段ボールなどで仮設の遮蔽物を作ろうと提案してくれたのは、tenさんでした。

「無ければ作ればいい。無いことで諦めてはいけない。」

そんなポジティブなメッセージが伝わってくるようでした。



3月27日、夜が明けると、そこには段ボールやフスマで作った遮蔽物がありました。
そして、のぼり旗で作られたバリケードには「感謝」の文字が躍っていました。
目頭が熱くなりました。



実は、僕は今回の朝練に、プレイヤーとしては参加出来ませんでした。
朝方まで痛飲してしまっただけではなく、朝の仲間たちにサヨナラを言うのが怖かったのです。



やっとのことでクルマとシュラフから抜け出し、一眼レフのシャッターを何回か切りました。

いつもの朝練のように8時で帰る仲間たち。すぐに日常、熱いシャワーを浴びたら
いつものように仕事です。
お別れもいつも通りのそっけないものでした。
「じゃあ、また。」



でも、後悔はしていません。
僕たちは朝練を再開しなければなりません。
サヨナラを言うには早い。

逆境やスランプなんて、初めてでも無ければ今に始まったものでも無いのです。

それを震災やフィールドの閉鎖のせいにするのは甘えなのだとやっと気付きました。


「求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。」

~マタイによる福音書より~  


Posted by おすみ@SAS相模原  at 20:00Comments(4)活動報告