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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年04月10日

スミノフ狙撃銃?



リアルソード(以下RS)とS&T、2つのほぼ同じ構造を持つ電動ガンをバラしては組み
そして組んではバラし。
先達が様々な苦闘の記録を残されているので多くは書きませんが
・長過ぎそして曲がっていることさえあるオリジナルのインナーバレルは替える。
・チャンバー固定ネジ(RSでは六角ボルト、S&Tではなんと手回し)は
 国産のイモネジに替え、左右均等にしっかり締める。
 ・・・というところは、もう「定説」ですね。

スミソンが付け加えたのは
・S&Tの方がむしろ効くHOP。RSは「効き始めが遅く、限界が早い」
 調整のストロークを稼ぐため同径のボルトを加工し部品を自作しました。
・チャンバーパッキンは紆余曲折ありましたが、エチゴヤさんで売っている
「守護神」と書いてある赤いシリコン素材のハードの方(250円)と
 メーカー名失念しましたが台湾製の800円の逆V断面でHOPがかかるものが
 調子イイです。
「くらげ」は硬軟試しましたが・・・体質でしょうか、昔から僕には合わないようです。



しかし、同じファンクションとルックスを持ったASGが2丁も3丁もあって
どうなるというのか。
当たる方をフィールドに持ってゆくのか。安く買ったとはいえ
天下の軍基準高級ASG、リアルソードは壁飾りにするのか。
ニヤニヤしながら目で舐め回すヒヒじじいでいいのか(明らかに言い過ぎ)。

ニェット。

新しい見た目を作りましょう。きっと何かが変わるはず。
見た目、って結構なところ中身なのです。

先週金曜日に若い酔っぱらいに絡まれてしつこく論争を挑まれ
普通ならスマートにかわすはずが調子が昔に戻っているのが悪いことに
終始敬語で論理的かつ意味不明に、コテンパンに容赦なく完膚なきまでに論破してしまい
ベソかかれて帰してしまったことに深く反省、ちょっと落ち込みそうになっている昨今。

・・・そんなときは、手を動かすことです。
考えながら、アイディアにまかせて素直に手を動かすと、いろいろな発見があります。
数字にできない気付きがあります。
落ち込んでぼーっとするのも必要なことですが、いまそれやってるのは勿体ない。
だって周りは凄い勢いで動いているのです。無常です。無情ではなく、無常。

で、こうしました。
RS、STどっちかのファンクションとコンセプトと外見を変える。
ドラグノフと逆のコンセプト <軽く。短く。>
真っ先にイメージしたのはコレ。


ASVALとVSS。AK74をベースにした中距離消音狙撃銃。
大陸各社から発売がアナウンスされていますね。
でも・・・個人的にですが・・・コレかっこいいかなあ。
しかもこれから商品として売られるものだし。
僕が軍人なら、支給された兵器を「野暮ったい」なんて言ったらオイ!ですが
僕はサバゲーのプレイヤーです。ユニークさの表現ができて
さらに人のユニークさを楽しめるのがサバゲーと「軍隊ごっこ」の
本質的な違いだと思います。

で、辿り着いたのは「SVDをベースにした仮想試作消音狙撃銃」というコンセプト。
そしてできたものが最初の写真です。


スミノフ試製消音狙撃銃(下)。酔っぱらいそうな名前です。
全長98cmと、オリジナル(約120cm)より20cm以上の短縮化に成功。
ベースはもちろんS&T。だって(どっちも安く買ったとはいえ)RSはあの価格ですから。
そして「磁石がくっつかないのは木製ストックだけ」な材質ですから。

そして何よりもポイントとなったのはアルミダイキャスト主体で構成された
S&T製ならではの「軽さ」。
RS製がBB弾抜きで4.3キロ、バイポッドとスコープ込みで6キロ近いまるで軽機関銃のような
見た目のスリムさに反したヘビー級トイガンであるのに対して、今回のカスタムガンは本体3キロ。
PSO-1(スコープ)を載せても3.4キロです。
各所仕上げはこれからなので恥ずかしいのですが・・・
以下2枚、サムネールクリックで巨大化します。


ライトビュー。サイレンサーに見えるのは実はほとんど<バレルジャケット>。
インナーバレルはAK47用を使用しています。消音材が入っているのは先端から3センチくらい。
フォアグリップはオリジナルの合板製を3つに切断。
リポバッテリーがギリギリで入る長さにして釘で継ぎ、パテ埋めしました。
黒くしたのはVSSのイメージ・・・と言いたいところですが
ニス仕上げだと継いだ部分がバレバレだった、というのが本当のところ。


レフトビュー。当初フロントサイトは考えていなかったのですが
タンジェントサイトが意味無しになるのと、なんだかマヌケだったので
バッキリ逝ったD-Boysのクリンコフ用を加工して組みました。
ストック後部パーツはM14EBRのもの。SOPMODスタイルにした余剰パーツです。
調整ができるってやっぱり、良い。
本来スリングを通す棒が入った穴はチークピース調整用になったので
スリングスイベルを追加しました。フォアグリップの丸いのはG3用。再考の余地あり。
早くもシアーが弱ったか、時々2連射になります。
ただ、2発装弾のように初速や弾道が変わることは無いですし
考え方によれば「バースト射撃できる狙撃銃」という
新ジャンル開拓の予感もするので(笑)敢えてこのままにしておきます。
スナイパーより近く、アタッカーより遠く。ミッドレンジで「攻めかつ狙う」
そんなプレイを模索してみようかなと。

RSの方は安定してきましたが、いかんせん最近の強風と帰宅時間の遅さから
まだちゃんとした試射ができていません。
コレをフィールドに持ち出すとしても、サイドアームが要るよなあ
・・・と思っていたところに


こんなモノ発見。MP5K(クルツ)用サイドホルスター。懐かしい・・・。
発売当時は「クルツをホルスターに入れる必要ある?」というアタッカーだったので
(※いまもそう)すぐにしまいこんでいたのですが
出してみればNOVSKE付けたスコーピオンにピッタリ。いいかもコレ。

いろんなコトが変わってるいま、僕もなんだか変えてみたい。
そんななか、ささやかですが新たな展開をお知らせすることができそうです。
「え?サバゲやってるの?」という言葉にドキッとするのではなく
「そうなんだよ。聞きたいことある?」と、言えるような。
みなさんのプライドにつながるようなお手伝いがしたいなー、と。

無常、という言葉は悪い意味だけを持つ言葉では無いと思っています。
すべての常識が変わってゆく今、前向きとか後ろ向きとかいう旧い言い方はナシで
いろんな方向からモノやコトを見て、感じながら、気持ちはやっぱり
<フェア・ファン・フリーダム>で行きましょう。

とにかく愚痴る、僕より10歳は若いヨッパライにタメグチをきかれながら
辛抱強くそんなことを話したつもりなのですが、酔った僕が悪いのか
酔わせた彼が悪いのか、僕が本当に伝えたかったことは空を切って
新橋の夜空に空しく溶けてしまったようです。

まあ、それも<発見>だったということにしますか。

  


Posted by おすみ@SAS相模原  at 08:00Comments(3)カスタム