2010年10月14日
レシーライフルまとめ
本日は本当におさわがせしました。
読者登録をなさっている方は特に、更新のお知らせメールがなりっ放しだったと思います。
そして、たくさんのご参照ありがとうございます!
記事のなかでも特に沢山の方に見て頂いたのがRECCE RIFLE。
現地からのレポートがちょっととっ散らかっていたので、まとめます。

5月の静岡ホビーショーでの発表からこれだけ発売が延びてしまったのは、やはりフリーフロート問題だったのではないかと思います。これだけ長い(12⇔16インチのコンバージョン)バレルを、バレル基部だけで支えるのですから、もともと首の弱さに苦しんで来たM16/M4系の鬼門ともいえるこの部分のコスト内での煮詰めに時間がかかったことは想像に難くありません。
静岡では手に取ることができなかったのですが、いよいよ手にとってみると・・・

巌(いわお)の様な剛性感でした。10インチライトレールは、その名のとおり薄く軽い。
間近に見るととても軽快感があり、いい意味でスカスカな印象を持ちました。
このレール、既に知られているように鋳物ではなくCNC切削によるものなのです。
削りだし、ということは、刻印もモールド(金型による表現)は出来ないわけですが・・・

ダニエル・ディフェンス正式認可による忠実な刻印やレールのナンバリングは、ただのスタンプではなくレーザー刻印なのです。
溶接痕もCNCでは表現しにくいということもあるのか、本当に溶接されていました。このあたりも高剛性に貢献しているのかも知れません。
僕は仕事上、玩具のだいたいの原価は分かります。特に原価率の低いマルイがこのコストでこの品質を実現したのかを考えると・・・この銃、メーカー的には儲かってないんじゃないかとさえ思ってしまうのでした。
さらに特筆すべきは、1.5~4倍という、実にサバゲー向きの倍率を与えられたショートズームスコープ。

今までのマルイ製スコープとは別次元のカッコよさ。視野は明るく、そしてレティクル(赤・緑各5段階調整可能)もかなり明るいと感じました。ズームリングの動きも適度な重さとスムースさが両立されていました。

つまり、僕たちユーザーが中華レプリカに対して抱く不満と諦めのようなものが感じられないのです。
・・・と、考えてハッとしました。
このトイガンも、今回発表された、いやここ最近のマルイのトイガンには「メッセージ」が込められているんじゃないかと。
僕もメーカーとしての役割をもつ機会がありますが、自分が企画や製作に関わったものと同じようなものが信じられないような安値で出て来たりするにつけ呆然とします。似たようなものが100均でも売ってるよね、と言われて唇を噛むこともあります。
マルイはそれとは比べられないほどの辛酸をここ数年嘗め続けて来たのだと思います。
しかも法的な抗弁権があるならまだしも、意匠権や特許権の切れたデザインやアイディアは誰にも守ってもらえません。
で、あれば、キレるのではなく、心を込めて真正面から新しくて良いものを作るしかない。
中華トイガンを買うことにNOと言う気はありません。僕だって持ってます。素晴らしいものだってあります。
でもマルイが終わればトイガン文化が終わる。進歩が止まってしまう。
リーディングカンパニーであり、サバイバルゲームをここまで世界に広げることに貢献した企業の十字架、と言うのは大袈裟でしょうか。
次世代エンジンは日本だけでなく米中でも特許を取得したそうです。
企業の利益の保護、と言ってしまえばそこまでですが、僕はマルイのこうした動きがトイガン文化の発展のためだと思いたいのです。
海外からさらに優れた楽しいアイディアが出て来たら?・・・もっと凄いことを考えれば良いのです。
そうやってモノは進歩し、新しいモノを買うことで経済は回ってゆくのです。
あ、カッコいいこと書きすぎた。
褒めちぎっているようなので、苦言をひとつ。
これはM4系共通の事象なのですが、本体の剛性が高いだけに、ストックのガタ付きが気になります。
マグプル社製品の様なロックつきのストックは欲しいところです。
しかし、そんな事は小さなことで、このトイガンの価値を揺るがすものではないとおもいます。
「あれは良いものだ~!(ドカーン)」 by マ・クベ。
読者登録をなさっている方は特に、更新のお知らせメールがなりっ放しだったと思います。
そして、たくさんのご参照ありがとうございます!
記事のなかでも特に沢山の方に見て頂いたのがRECCE RIFLE。
現地からのレポートがちょっととっ散らかっていたので、まとめます。

5月の静岡ホビーショーでの発表からこれだけ発売が延びてしまったのは、やはりフリーフロート問題だったのではないかと思います。これだけ長い(12⇔16インチのコンバージョン)バレルを、バレル基部だけで支えるのですから、もともと首の弱さに苦しんで来たM16/M4系の鬼門ともいえるこの部分のコスト内での煮詰めに時間がかかったことは想像に難くありません。
静岡では手に取ることができなかったのですが、いよいよ手にとってみると・・・

巌(いわお)の様な剛性感でした。10インチライトレールは、その名のとおり薄く軽い。
間近に見るととても軽快感があり、いい意味でスカスカな印象を持ちました。
このレール、既に知られているように鋳物ではなくCNC切削によるものなのです。
削りだし、ということは、刻印もモールド(金型による表現)は出来ないわけですが・・・

ダニエル・ディフェンス正式認可による忠実な刻印やレールのナンバリングは、ただのスタンプではなくレーザー刻印なのです。
溶接痕もCNCでは表現しにくいということもあるのか、本当に溶接されていました。このあたりも高剛性に貢献しているのかも知れません。
僕は仕事上、玩具のだいたいの原価は分かります。特に原価率の低いマルイがこのコストでこの品質を実現したのかを考えると・・・この銃、メーカー的には儲かってないんじゃないかとさえ思ってしまうのでした。
さらに特筆すべきは、1.5~4倍という、実にサバゲー向きの倍率を与えられたショートズームスコープ。

今までのマルイ製スコープとは別次元のカッコよさ。視野は明るく、そしてレティクル(赤・緑各5段階調整可能)もかなり明るいと感じました。ズームリングの動きも適度な重さとスムースさが両立されていました。

つまり、僕たちユーザーが中華レプリカに対して抱く不満と諦めのようなものが感じられないのです。
・・・と、考えてハッとしました。
このトイガンも、今回発表された、いやここ最近のマルイのトイガンには「メッセージ」が込められているんじゃないかと。
僕もメーカーとしての役割をもつ機会がありますが、自分が企画や製作に関わったものと同じようなものが信じられないような安値で出て来たりするにつけ呆然とします。似たようなものが100均でも売ってるよね、と言われて唇を噛むこともあります。
マルイはそれとは比べられないほどの辛酸をここ数年嘗め続けて来たのだと思います。
しかも法的な抗弁権があるならまだしも、意匠権や特許権の切れたデザインやアイディアは誰にも守ってもらえません。
で、あれば、キレるのではなく、心を込めて真正面から新しくて良いものを作るしかない。
中華トイガンを買うことにNOと言う気はありません。僕だって持ってます。素晴らしいものだってあります。
でもマルイが終わればトイガン文化が終わる。進歩が止まってしまう。
リーディングカンパニーであり、サバイバルゲームをここまで世界に広げることに貢献した企業の十字架、と言うのは大袈裟でしょうか。
次世代エンジンは日本だけでなく米中でも特許を取得したそうです。
企業の利益の保護、と言ってしまえばそこまでですが、僕はマルイのこうした動きがトイガン文化の発展のためだと思いたいのです。
海外からさらに優れた楽しいアイディアが出て来たら?・・・もっと凄いことを考えれば良いのです。
そうやってモノは進歩し、新しいモノを買うことで経済は回ってゆくのです。
あ、カッコいいこと書きすぎた。
褒めちぎっているようなので、苦言をひとつ。
これはM4系共通の事象なのですが、本体の剛性が高いだけに、ストックのガタ付きが気になります。
マグプル社製品の様なロックつきのストックは欲しいところです。
しかし、そんな事は小さなことで、このトイガンの価値を揺るがすものではないとおもいます。
「あれは良いものだ~!(ドカーン)」 by マ・クベ。
はじめはえらい数の更新にイッタイナニゴトかと思いましたw
最近の東京マルイさんは新製品や電動バイクなど
まったく驚きの連続ですね・・・。
景気回復のためとか適当なリクツをこねて
皆さまの物欲が全開になるのを期待しております(爆)
新製品がたくさん売れて、この趣味の世界が発展するといいですね!
・・・今日からお金貯めて新型スコープ買えるよう頑張ります!
カスタムもご要望にお答えいたします。
年内特別業販価格にてごていきょういたします。