2013年07月28日
UMPをちょこっと弄る②
前々回に引き続き、UMAREXのUMPをちょこっと弄ります。
とは言えこのUMP、外装の仕上げがショボいことを除けば実射性能・耐久性ともに高いようなので、内部チューンはほとんどしません。
分解は非常にカンタン。ピンを2本抜き、グリップ底部の+ネジを1本緩めればメカボックスまで取り出せます。
さらにメカボックスをバラさなくてもスプリングが取り出せるというSTARのM14などにみられる便利な仕組み。
頑丈そうなメカボックス上部には同社他機種にある、ボルトカバーを動かすギミックのための溝がありますが、異物混入を防ぐため、ここはプラ板で塞ぎました。カチカチと小気味良く、かつ確実にキまるセレクターも分解の障害にはなりません。僕が今まで弄り(そして壊した・・・)数々のトイガンの中でも指折りの整備性の良さです。ひょっとして一番かも。
塗装処理前。
処理後。
アッパーフレームは僕の中で依然大ブレイク中の「アサヒペン ストーン調スプレー(ブラック)」でザラザラ仕上げに。
あり得ないところに入ったシボ加工はサンドペーパーで落としました。
無可動のボルトと、プラ感バリバリのバレルとサイトはヘアラインを入れ、銀色のマーカー(ポスカなど)を含ませたティッシュで軽く拭ってこの通り。
エジェクションポートのボルトカバーはプラかと思ったら金属でした。塗装をペーパーで剥がし、今やAmazonでも買えるバーチウッドのブルーイング液(今回はアルミナム・ブラックを使用)で黒染めしました。うん、愛せるガンになってきた!
ロアフレームはセレクターのプリントがあるのでMR.ホビーのつや消しトップコート(前回までグンゼって書いてました。すみません。パクトラタミヤで育った年代なので・・・)でシュッと仕上げます。
どうでしょう?あんまり変わってないかな?現物はかなり渋くいい感じになってます。
シリンダー内部を再グリスアップし、ピストンレールのアタリを取り直したので、念のため初速測定。規制内ですがちょっと高い・・・。
ピストン内にヨレ防止のベアリング&ワッシャーを入れようと思ったのですが、入れなくて正解。超えちゃうところでした。
スプリングガイドに入れるスペーサーなども同様に要注意です。お気をつけください。
短機関銃(サブマシンガン)とはいえ、かなり大柄なUMP。比べたのがスコーピオンってこともありますが。
でも同郷の大先輩、MP40と比べればこのとおり。重量も2.2kg(ほぼリアルウェイト)と軽く、マガジンの長さを除けば取り回し性も良好!個人的にはかなりオススメです。
レールにいろいろ着けちゃう病、勃発。あれ?この青い目玉のようなものは??
謎を残したまま続く・・・。